あたしの旦那は執事さん!?
「優月、旅行用の服買いに行かない?」
「いいよー♪いこっ!!」
あたしと優月は街に繰り出した。
何がいいだろ?勝負服必要だよね!!陽太はどういうのが好きなのかな?
「ねぇ?萌花はさ、陽太君とシた事ある?」
突然優月があたしに質問をしてきた。
「?何を?」
「だから、そのー…」
恥ずかしそうに下を向いて、顔を真っ赤にしながら聞いてくる。
「だから、何!?」
「そのね、エッチを?」
だから、恥ずかしそうなんだ。でも、あたしまで恥ずかしくなってくるな。だから、あたしも、下を向きながら話しをした。
「1回だけあるよ。優月は?」
「…。ホント?優月はね、無いの。キスしかしてないの。だから、陽介浮気してるのかな?」
そんな、悩み抱えてたんだ。でもね、陽チャンに限ってそんな事はないよ。だって、暇があればあたしに自慢してくるんだよ?優月はお菓子作りがすごい。とか、優しすぎて困っちゃうってあたしは、知ってるのに。しかも、いつも最後には、結婚してぇ。って言って行くのに?
「優月、陽チャンは浮気だけはしないよ!!優月にまじ惚れしてるんだから♪」
「萌花…。ホントにそうだと思う?優月この旅行にかけてもいいと思う?」
そう言う、優月の目は真っ赤でホントに陽チャン命なんだなっていうのが分かる。
「うん♪とびっきりの服買っちゃお♪」
「だねっ!!」
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