あたしの旦那は執事さん!?
エレベーター事件も無事(?)終わり、修学旅行も、帰るだけとなった。荷物をまとめて、バスに乗り込む。もちろんあたしの隣は親友の優月が座った。
「ねぇ、昨日のエレベーター事件で一緒の男カッコイいいじゃん!!」
なんかを求める目をする優月。何も無いんだけど?
「何も無いって!!でも、名前だけ交換したよー!!」
ホントだしね…?
「マジー!?すごいじゃん!!何て名前?」
「んーッと。笹本陽太君だよ♪」
あっ!!あたし、上着借りっぱなしじゃん? 優月に言うと先生に言った方がいいんじゃん?って事であたしは、先生に上着を渡した。
あたしと優月は、他愛ない話しで盛り上がったまま、家に帰宅した。
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