マジカル☆ジュエルス

突然、小梅からまばゆいほどの
激しい紫の光が輝きだした。

ダークジルバーはこの
光のせいで後ろに倒れてしまった。


この時マジカルダイヤは察知した。

「この光・・・もしや・・・!!」



小梅は両手で自分の目を防いでいた。
辺りが静かになったのでふと目を
開けてみると、紫色の光に
包まれていた。


「・・・!!?」


また驚愕する。
さっきから彼女は驚いてばかりだ。
だんだん現実の世界じゃなくなっている
気がしている。


すると奥からセイラがスッと飛んできた。

「まさかホントにあなたが
 戦士になるとは思いもよらなかったわ」


「・・・!?
 何?飛んでる・・・?何よこれ!?」


小梅の頭がますますパニックになっている
その瞬間、小梅の腕にブレスレットが付き、
目の前にアメジストの宝石が現れた。


「ちょっ・・・!!手に何かが・・・。
 どういうことなのよ?
 あんたも私を利用するつもりなの!?」


小梅は険しい表情をする。
早く取ってもらいたいということが
目から訴えられているのが良くわかる。



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