《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
そう言うと、もうそれが
決定したかのように
さっさとセットを降り始める。



「ちょっと――…!」



そんなの納得できないし、
みんなに迷惑だってかけ
らんない。



反論しようとしたけど、
玲斗はあたしを冷たい目で
いちべつすると、



「キミがまだ未熟だからだよ。

申し訳ないと思うなら、
もっと大人になれば」



キッパリとそう言い
切って、彼はあたしに
背を向けた。



セットを降り、周りを見る
こともなくスタジオを出ていく。



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