《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「それ以上言ったら、
ここでキスするけど。

それでもいいのかな?」



「なっ…………!」



全然よくなんかない。



反射的に黙り込んだら
玲斗は満足そうにクスッと
笑って、



「もうすぐ次の撮影日だからね。

それまでに話しておきたい
って思ったんだよ」



「え…………?」



話しておきたい?

―――何を?



濃いレンズは玲斗の瞳を
隠してしまって、微妙な
表情の変化はわからない。



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