《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「……………!」



思わぬセリフにドクンと
胸がおどる。



玲斗はサングラスを少し
ずらして、漆黒の瞳で直に
あたしを見つめると、



「陽菜はやっぱり鈍いね。

そんなことも、説明
しないとわからない?」



「え? だ、だって……」



わかんないってそんなの。



ってゆーか玲斗にそんな
発想、あるだなんて信じ
らんないし。



「どうしてそんなこと……」



さらに聞こうとしたら、
玲斗があたしの唇にスッと
1本指を立ててそれを遮った。



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