NIGHT MOON
食事を終えて街中を歩いていると
夜月は誰かに声を掛けられた。
「あのぉ〜もしかして、スターズの夜月さんですか?あ〜やっぱり本物だ!カッコイイ」
一人の派手めな女が
夜月に馴れ馴れしく
声を掛けて近寄って来た。
その女を見て
夜月は迷惑そうな顔をする。
「………」
「私まだ店に行った事ないけど、今度絶対行きますね」
「あ、そう」
夜月はとりあえず答える。
そんな夜月を見た朱里は俯く。
(「やっぱり夜月くんはホストだから…」)
だがその時
また別の声が聞こえてきた。
「おい行くぞ。たくっデート中だって事忘れてねーか」
どうやら女の連れの様だ。
「ちょっと待ってよ。もう少しいいじゃん」
女は夜月側から離れない。
「悪いけど俺、今プライベートなんだ。邪魔しないでくれ。用があるなら店に来い」
キツイ言い方をして
追い返す様な態度を見せる。
「何よ、ケチ」
女がふくれた顔をしていると
待ちくたびれた連れの男が
こっちにやって来て言う。
「おいっ行くぜ………あ、あれ」
男は夜月と一緒にいた
朱里の方を見て驚く。
夜月は誰かに声を掛けられた。
「あのぉ〜もしかして、スターズの夜月さんですか?あ〜やっぱり本物だ!カッコイイ」
一人の派手めな女が
夜月に馴れ馴れしく
声を掛けて近寄って来た。
その女を見て
夜月は迷惑そうな顔をする。
「………」
「私まだ店に行った事ないけど、今度絶対行きますね」
「あ、そう」
夜月はとりあえず答える。
そんな夜月を見た朱里は俯く。
(「やっぱり夜月くんはホストだから…」)
だがその時
また別の声が聞こえてきた。
「おい行くぞ。たくっデート中だって事忘れてねーか」
どうやら女の連れの様だ。
「ちょっと待ってよ。もう少しいいじゃん」
女は夜月側から離れない。
「悪いけど俺、今プライベートなんだ。邪魔しないでくれ。用があるなら店に来い」
キツイ言い方をして
追い返す様な態度を見せる。
「何よ、ケチ」
女がふくれた顔をしていると
待ちくたびれた連れの男が
こっちにやって来て言う。
「おいっ行くぜ………あ、あれ」
男は夜月と一緒にいた
朱里の方を見て驚く。