佐々木物語。
そぅ。わたしは
こんな佐々木先生に
恋をしてしまった。
あのかっこよさ。
あの優しさ。
あの可愛さ。
あの笑顔。
あのエロさ。(笑)
そんな先生に
恋をしてしまった。
私は中学二年生の
後藤 りな。
馬鹿で天然…。(笑)
「りな。数学疲れた。」「本当だよーあの馬鹿糞教師まぢうぜぇー。」
「はははぁーりなちょーうけるぅー」
喋っているのは
同クラの
桜木 勇華
通称=バンチョウ
それもそのはず…
いっつも男子泣かせて女とは思えない強さ。
女のうちでも
惚れちゃう。(笑)
「おーぃ。さっきから糞教師だの馬鹿教師だの…誰の事ゆってんだよ…。まさか俺の事か?」
「あ…佐々木…なんでいんのよー」
「なんでって。つか俺の事ゆってたんだろ?」
「そぅですけどーなにか?先生全然教えてくれないぢゃーん。」
「はぁー?お前が俺の話聞いてないから分からんのやろー?ちゃーんと俺の話聞いてる奴は俺に「分かりません」とか聞かんよー?だから成績も1なんやろー」