キミの隣

入学式

 泣き声や嬉し声の黄声

そんな雑音のような音が響きわたる

まだ見ていない私は何とも言えない緊張感と不安で体が震える。

「1943…1943…19っあった!!」

足の力が抜けて声もでない。

やった!!!受かった!!どうしよおおおお

だってここまで頑張ってきたんだもん。

命かけるくらい…あ、泣きそう。

脱力もんだよ、でもよかった

あの人に会えるもん。

名前もよくわからない人だけど

ここの人っていうのは確実

 とりあえずもう一度会ってお礼と話がしたい。

そう、私の初恋の相手。
< 2 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop