天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「どうしたんですか? 何か嫌な事でもあったんですか?」


「そうよ。今夜はあのボトル、全部飲んじゃうつもり」


ボトルというのは、今夜キープしたばかりのスコッチのボトルだ。


「ダメですよ。それは飲み過ぎです」


「あら。だったら翔ちゃんも飲んでよ」


「い、いいですよ」


片桐チーフはジーッと俺を見ている。


「え?」


「飲むんでしょ? 早く〜」


「あ、はい」


俺は仕方なくグラスを持つと、ゴクゴクと一気に水割りを飲み干した。


< 181 / 388 >

この作品をシェア

pagetop