天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「うわっ。か、片桐チーフ!?」


目の前に突然現れたのは、前髪を手で押さえながら俺を覗き込む、片桐チーフの整った白い顔だった。


「おはよう」


「え、あ、おはようございます。ここは……」


チュッ


“ここは何処ですか?”と言おうとしたら、片桐チーフからキスされてしまった。


「私の家だけど?」


「ああ、そうですかって、えーっ! あ、痛ってえー」


思わず大声を出したら、それが響いて頭が割れるように痛んだ。


「頭痛いのね? お薬あげるから、ちょっと待ってね?」


そう言って、片桐チーフは蒲団からスッと出た。のだけれど……


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