天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「麻衣ちゃん、7度6分にしない?」


「えー? じゃあ、7度1分にしてあげます」


「7度5分!」

「7度2分」

「7度4分!」

「7度3分」

「もうひと声!」


「ダメです。これ以上はおまけしません」


7度3分までまけてもらったけど、焼け石に水だろうな……


「あーあ、麻衣ちゃんとひとつになりたかったなあ」


思わず声に出してしまったが、麻衣ちゃんには聞こえなかったのか、何も言われなかった。


ピピピ、ピピピ


不意に電子音が鳴り、俺はビクッとした。


この音は、ゲーム開始のホイッスルか、はたまたゲーム終了のホイッスルか……


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