天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「それは私の台詞です」


と、言われてしまった


「やっぱり無理だったじゃないですか……。私にも責任はありますけど」


「え、どういう事?」


「翔平さんはあの後、熱がうーんと上がったんですよ?」


「そうなの?」


そう言えば、俺の額に濡れタオルが乗っている。麻衣ちゃんが、また看病してくれたんだなあ。


「今日こそは一日、病人らしくしてもらいますからね?」


「はーい」


その後も熱はなかなか引かず、体はキツかったけど、ずっと麻衣ちゃんと二人きりで居られて、俺にはとても幸せな週末だった。


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