一番近くの君へ。



まるで夢みたいだった。



孝ちゃんに思い切って告白して…



孝ちゃんもあたしが好きで…



キスをして、手を繋いで帰って。



だけど…これは夢なんかじゃないんだよね?



あたしは嬉しくて仕方なくて、意味もなくクッションを投げたりしていた。



「聖佳に報告しなきゃ!」



あたしはぱっと携帯を取り、聖佳に電話する。






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