恋の翼
「おい?遥??」
竜が黙っているあたしを覗き込んできた。
「あ、ごめん!」
「はる?どうかした??」
あたしは少し寂しく
思っていることを伝えた。
「なーんだ!!はる?あたしの家に来れば
竜の家は隣だよ??wあたしがいないときも
別にメールして会いに行けばいいじゃん!」
確かに家はそこまで遠いわけではない。
えも、なんか離れるのが悲しいんだ。
「うん!!会いに行くよw暇だったら」
「おう!こいこいw」
あたしたちは明日のことや
中学のことを話してバイバイをした。
家からこの待ち合わせ場所…
思い出の公園はそこまで
遠い距離ではない。
< 4 / 31 >

この作品をシェア

pagetop