アクシデント☆ラブ〜ご主人様は人気俳優〜
俺はこの日由奈を抱きしめながら覚悟を決めた。


今、由奈を手放さないと一緒手放せないかもしれない。


俺自身が嫌な人間になってしまいそうな気がした。


俺は由奈が寝たのを見届けてから家を出る準備をした。


最後にそっと寝ている由奈にキスをした。


出て行くことが俺が由奈してやれる最後のことだった。
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