青騒のフォトグラフ Vol.2 ―夜嵐の不良狩り―
そして今、荒川チームは合流した向こうの仲間と共に俺の指示待ち。
俺の指示次第、楠本達とは別の道を使って仲間と合流・援護。
一気に奇襲返しを成功させる。
そう、俺は今この作戦の指揮官(別名:隊長)だったりするんだ。
だぁあってヨウが思いつきなのかなんなのか、有無言わせず俺を指揮官に抜擢してきたんだもんっ。
浅倉さん達も躊躇なく俺を信じてきてくれたもんだからさ!
うわぁあああ胃が痛いっ、痛くなってきたぁああ!
……だったりする。
何度も言うけど、まーじ俺はプレッシャーに弱いタイプなんだよな、こんな大役とかマジっ、勘弁だって。
けど長けた土地勘を持っているのは俺だから、田山圭太は腹を括ってやらなければならない。
やらなきゃいけないんだようっ、くそうっ、胃が痛い。
俺のプレッシャーの弱さを見越して、ヨウがリーダーって呼びそうになったから「隊長で!」と止めたんだけど、結果がこれ。
トホホだ畜生。
「ケイ。動かないと時間が無い」
ハジメが時間の注意を促してくる。
分かっている。
俺は軽くインテリ不良と話した後、腰を上げてヨウの下に向かった。
ハジメにはワタルさん達に伝達を頼んで。
専ら連絡係りのココロには各エリアのリーダーにメールをするように伝える。
各々バイブモードにしてくれる筈だから、二、三通メールを寄越せば中身を見なくとも俺達が動き始めって伝わるだろう。