必死こいて桜姫やってやんよ!
さて、ここからが面倒なこと。
さっさとは違うフォルダを開いてまた違うデータを見ていく。
全く乗り気にならないその理由は、
「交流パーティー?」
大和が言ってくれた。
そう、交流パーティーについて。
正直出たくない。
でも…ねぇ?
「さっきのと何が関係あんだ」
おぉ、説明忘れてたぜ。
ちゃんと説明するから。
だからそのキョトン顔、やめてくれ。
ソファーの下に座りこんでいるあたしは皆より低いところにいて。
美顔がバッチリ見えてしまうのだ。
「ねね!
さっきの何?」
おお…皆お待ちかねみたいだ。
「普通のことだから聞いても面白くないよ?」
「でも気になるやん!」
…しょうがない。