必死こいて桜姫やってやんよ!

聞いてくれ





「ここまで簡単に引っ掛かってくれるなんてな。
翔龍桜もその辺の雑魚と一緒か」




茶髪に金のメッシュを入れたどこのホストだよ、ってぐらい盛ってる髪とその容姿の奴が蔑んだ様にそう言う。


その隣の黒髪の奴は不適な笑みを浮かべるだけ。


そして奴等の背景を彩るのは数十台のバイクとその数だけいる人間だ。




「んだと!?」




日給5000円、スキンヘッドの彼が一歩前に踏み出し、今にも掴み掛かりそうな勢いだ。




「サスケ、待て」




それをケイがサスケと呼ばれるスキンヘッドを右手で制す。



え、サスケ?


なんか古っ…てか似合わなッ!



某漫画NA〇UTOを思い浮かべちゃったよ。





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