きみがいちばん.


「あ、あ、今さっき起きたんです…」



てか何でぇぇぇぇ?!



「何でこんなところに居るんですか?」



私がそういうと、男の人は顔を少し歪めた。

どうしよう、怒らせちゃったかな…



「女1人でこの暗い中寝てるの見つけたら、放っておけるかよ」



そうだったの?!あたしがいけないんだ…

この人に迷惑かけちゃったよ…



「な、なんかごめんなさい…」




「いや、気にしてないから。それよりもう家帰れ。暗いし。俺が家まで送っていこうか?」



えええええ、こんなカッコいい人とこのまま一緒にいるのは、さすがに心臓がもたない!

ただでさえ今日は優花と遊んで疲れたんだから・・・



「けけけけけ…結構です!大丈夫です!1人で帰れます!だから、さよなら!!」



そういい残してあたしは猛ダッシュで家に帰宅。後ろであの男の人が何か言っていたけど、知らん振りして来ちゃった。

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