あの日の僕は。




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目を覚まし、周りを見る。


よし。


僕以外誰も起きてない。


物音を立てずにそーっと立ち上がった。


布団がドアから近い位置でよかったよ。



廊下に出ると、


「陸也っ」



海里がもういた。


「へぇ、起きれたんだ」



海里のことだから寝坊するかと思った。


「こう見えても俺、朝は強い方なんだ☆」


だからか。


朝からテンション高い。



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