If〜桜龍の彼等〜【完】
「ユキくん…」


「ルナさん大丈夫?

あんたらルナさんに何したんだよ」


ユキくんのこんな低い声初めて聞いた


「この女が悪いんじゃない」


「俺達が誰と関わろうがあんたらには関係ないだろ」


「何よ、下っ端のくせに意気がっちゃって」


「下っ端だから何?

いくら下っ端の俺でもルナさんに何かしたら許さないから」


「何よ!!もういいわよ!!」


女の子達は走り去って行った


「ルナさん…大丈夫?」


いつもの優しい声だ…


「うん…ありがとう」



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