If〜桜龍の彼等〜【完】
何度この言葉を思ったかな…


私の存在する意味はなんだろう…


何で生きていかなくちゃいけないんだろう…


私を必要とする人は誰1人いないのに


いなくなった所で誰も困らないし、悲しむ人もいない


私は1人ぼっちなんだ…−−


「ルナちゃん?」


ミズキが不思議そうに私の顔を覗き込む


「ミズキ…今日もタクト来ないのかな?」


「そうだね…」


何で来ないの?


やっぱり私がいるからなの?


ねぇ…突然何でなの?



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