If〜桜龍の彼等〜【完】
もうすぐ夏休みを迎える7月下旬


全てはこの日から始まった…−−


私は今も変わらず桜龍のみんなと過ごしている


タクトを意識しつつも、それ以上に発展する事もなかった


そして最近わかった事がある


私が踏み込めないのは、タクト達に話せていない事があるからだと思う


話そう、彼等なら大丈夫


何度そう思っても


もう少し、もう少しだけ…


私の中にあるそんな気持ちがストップをかけてしまっていた


話してしまったら…


また大切な人を傷付けてしまうんじゃないか…


私の元から去って行くんじゃないか…


その不安を拭い去る事が出来なかった−−



< 197 / 824 >

この作品をシェア

pagetop