If〜桜龍の彼等〜【完】
「ねぇ…マサタカ…

私…

もっとタクトの事好きになっていいんだよね…?」

「え?」

「前まではライト以外なんて考えられない、私の運命の相手はライトしかいないって、そう思ってた。

だから、ライトがいなくなって、私は一生1人でいるんだって思ったの。

それなのに…

まだライトが亡くなって1年も経ってないのに…タクトを好きになったから…。

こんなにもすぐに気持ちが変わるなんてって…そう思う?」

「ルナちゃんが笑って幸せならライトも、それから俺達もみんな嬉しいよ。

だから何も気にしなくていい、気持ちのままタクトを好きになればいいよ」


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