If〜桜龍の彼等〜【完】
「お互い頑張ろうよ」
「お互い?」
「私もタクトとデートした事ないの。
デートどころか付き合い始めても全然恋人って感じじゃないし。
気持ちの温度差を感じるっていうか…
タクトなりにね、気を使ってるんだと思うの。
ライトの事も含めて私を好きだって言ってくれて…それは本当に嬉しいし幸せな事だと思うけど…
嬉しい反面…寂しいの…。
タクトは私が他の人を想ってても平気なの?って…
そうじゃない事くらいわかってるのに…
もっと欲張りになってほしいんだ。
私ばっかりが欲張りになってくから…それが寂しくて怖いの」
「タクトの事、本当に好きなんだね」
「お互い?」
「私もタクトとデートした事ないの。
デートどころか付き合い始めても全然恋人って感じじゃないし。
気持ちの温度差を感じるっていうか…
タクトなりにね、気を使ってるんだと思うの。
ライトの事も含めて私を好きだって言ってくれて…それは本当に嬉しいし幸せな事だと思うけど…
嬉しい反面…寂しいの…。
タクトは私が他の人を想ってても平気なの?って…
そうじゃない事くらいわかってるのに…
もっと欲張りになってほしいんだ。
私ばっかりが欲張りになってくから…それが寂しくて怖いの」
「タクトの事、本当に好きなんだね」