If〜桜龍の彼等〜【完】
「あの、またお話してくれますか?」

「え?私でよければいつも」

「本当ですかっ?
ありがとうございます」

私の返事でパアッと明るい顔になった

「タクトもいいよね?」


「………。

好きにしろ」


「だってさ。

じゃあまたお話しようね」

「はいっ、それじゃあ失礼します」

ペコッと頭を下げ近藤くんは1年生の教室の方へ歩いて行った


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