《致死ノベル》


ブログにあった通り、実験は続いていくのだろう。

私はきっと、あの作者の作品がどんなに駄作であろうと、どんなつまらないブログ記事であろうと、今後書かれる全ての文章を読んで、解決のヒントを探すに違いない――呪いを解くために。

そして首尾よく呪いが解けたにしても、きっと私は、この作者がまた実験的な小説を発表したら、いそいそと読んでしまう気がする。



謎が解けても、

とまらない。










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