俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
俺は気持ちを抑えて2人から離れた。


本当にもうこれで終わりだ。


あとは春馬がなんとかすんだろ



離れ際―…

未練がましく俺が振り返ると、やっぱり愛子ちゃんは春馬しか見ていなかった。


痛感してた事実だけど


その光景が胸に突き刺さった。




「春馬、これで俺の期待裏切ったらマジで親友やめっからな」


俺はそれだけ言うと

2人から逃げるようにその場を後にした。








< 13 / 280 >

この作品をシェア

pagetop