桜色の風
第1章

不思議な手鏡

「じゃね、タマちゃん!また明日!」





『うん!またねー!』






 


 私の名前は天宮珠姫。





 今年の春から無事に高校生になれました!






『フンフフフーン♪』






 高校合格祝いに買ってもらったピンクの携帯をいじりながら








 帰り道をのんびり歩いていた








『あ、明日は小テストあるんだっけ』






 まじ最悪…………




 帰って勉強しないとなぁ~…

 
 


『あ、ヤバ!学校に課題忘れちゃった!』






 早く取りにいかねば!






 まだ部活生が居るから校舎は開いてると思うけど……






 まぁ、とりあえず急がないと!



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