桜色の風

文久4年

『んぅ…………』





 私はゆっくりと体を起こした


 


 そして自分の右手があるかを確認した






『ああ!よかった!やっぱり夢だったんだ!!』







 ホラ!だから夢って言ったでしょう!






 
 そうだね!さすがは珠姫さま!






 そうよ!私にかかればこんなもの♪







 大好きです!尊敬してます!!








『うへへ………尊敬されちゃった……』







 私は立ち上がり、体をグッと伸ばした






 
 そして、私はあることに気がついた。





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