あいつに逢いたい
で、春が言うには




「京夜ってさっきの時間、ずっと莉緒ちゃんのことみよったろ?この前、廊下にいるときも莉緒ちゃんのこと目で追いよったし。」




「マジ??」





「好きになったんじゃね?」




「そうかも・・・」














莉緒が好きだってことも、春に言われて俺は、莉緒のことが好きなんだって分かったし、
数学が嫌いってことも、数学の北島せんせぇに言われて、わかったし。。。










そんなことばかりだった。












「俺、どうしたらいいんかなぁ」







「行ってみれば? 莉緒ん家に。」








そう言い残し、春はレジに向かっていった。















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