校則はやぶるもの!!



「でもさぁ・・・・・」

「ん?なに?」

「なんで、いきなり暗黙のルールやぶったの?やぶったらどぅなるか知ってるでしょ?」

「え~、別に理由なんてないよぉ~」

「ホント~??」

「ホントに何もないってぇ~・・・イクミに頼まれてなんてないよぉ~!」

「へ?イクミ??」

「あッ、言っちゃった!!」

うわッ、典型的なミスだぁ~ww

でも、イクミな頼まれたって?

「実はね、昨日、イクミに放課後呼び出されたの。」

呼びだされた?

「で、強気で行ったんだけど、いわれた言葉に驚いちゃって・・・」

「なんて言ってたの?」

「『学校の校則変えてやる。暗黙のルールもな。おまえも協力しろ。』って。」

はぁ?校則を変えるぅ??

「そんなの断ったらいいじゃん!」

「もち、断ったよ!でも、協力しないと1年全体で大暴れするって脅されて・・・」

「別に大暴れされてもいいじゃん!あんなヤツの言いなりになるなよ!!」

「だって、そんなことされたら・・・・・青春できなくなるじゃん!アキ悲しむじゃん!」

「ユヅキ・・・・・」

ウチのため?

うれしいケド・・・・・

やっぱ、イクミの言いなりなんてダメだよ!!

「ユズキ、やっぱダメ。いいなりになっちゃダメ。青春なんて・・・どうでもいいから!あたしら神友でしょ!!」

「アキ・・・・・・ごめんネ!イクミの言いなりになんかならない!!ウチら神友だもんね!!」

よかったぁ・・・

でも、イクミ何考えてんだ?

ホント、生意気でうざいヤツだ・・・


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