苦い味でも惹かれ合う
あっけに取られてそいつを見つめていると、横から髪が焦げ茶色の男が舌打ちをしながら登場した。







「今度は何だよ・・・・」



「見てみてー!このカップルさん!」






カップルじゃねぇよ。


・・・と呟く時間も貰えないまま。







「はい、悪いねあんた。ちょっと付き合って」
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