苦い味でも惹かれ合う
「あぁ、遅くなってご免、瞬」



ひんやりとした保冷剤の、だけどどこか生ぬるいような平和な声が風に乗って飛んでくる。




「何ー?彼氏ー?」




ハルカとか言う奴も低い声で語尾をのばし暢気に言う。
< 57 / 241 >

この作品をシェア

pagetop