苦い味でも惹かれ合う
そのまま沈黙を味わっていると、トサッと肩に柔らかい物が触れた。





「寝たらご免」




クスッと微笑んでいた小さくて凛とした顔は、自分の肩に重みを預けて眠っている。








「・・・小さい」
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