秘密な彼氏は先生

「ありません。もうあたしはあの人には会いたくもないので。」


一緒に住む?

そんなのあり得るわけがない。

先生は他人だから
そぉーやって簡単に聞けるけど、しょうじき今さらあんな父親のことなんか聞いてほしくない。



『そうか…生活費は?璃乃もバイトしてるのか?』


生活費には困ってない。

一応お詫びのつもりか
あの人が毎月いくらかを通帳に入れている。


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