俺様婚約者~お見合いからの始まり~
「きゃっ……!」

慌てて両腕で胸を隠す。

忘れてた、私、ずっとこのままだった…!

いまさらになって恥ずかしくて顔が火照る。

「何だよ、さんざん触らせてくれたのに、今更隠すのか?」

「やっ…、やめてよ、そんな言い方っ。み…、見ないでっ」

ギュッと腕に力を込める。

「無理」

一言そう言うと、彼は私の腕を掴み呆気なく引き剥がす。

「…やっ…」


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