俺様婚約者~お見合いからの始まり~
息がかかるほどに顔を私に近付けて悠斗は言った。

「こんな気持ちで仕事なんか出来るか…!
大体、何なんだ、あの幼なじみは!
思い出しただけでムカムカしてくる!あんなのと毎日、学校へ行ってるのか?

じゃあ学校なんてやめてしまえ!」

……は?……

…あれ?…誠司の事、怒ってるの…?

…そんな、悠斗は余裕で、何事にも…、

「おい!!聞いてるのか!
大体、百合子はいつも、回りに色々な男が現れてどういうつもりだ!!

まだいるのか?!
いい加減にしとかないと、閉じ込めるぞ!」

私は呆気に取られて悠斗が怒るのを見ていた。

「あの…、あの、怒ってるの…?」

「当たり前だ!」

「あの…、冷静じゃ、ないの?」

「はあ?!何でだよ!
いつも、百合子の事でイライラしてるよ!」

…え?…そうなの?
それって…。

「ねえ…、嫉妬してるの?」

「はあ?!何なんだよ、さっきから!!

ああ…、ああ、そうかもな。
そう言えばもうイライラさせられなくなるのか?

当たり前だろう、お前が好きなんだから!」




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