俺様婚約者~お見合いからの始まり~
頬をプーッと膨らませて悠斗を睨み付ける。

「何だ…、その目は…。

……ちょっと、来いっ!」

悠斗が私の手首を掴んで引っ張り、歩き出そうとした。

私はお見合いの日と同じように、手を振り下ろして悠斗の手を払った。

偉そうにっ!!

何よ、いつもっ!!

全然、何を考えてるか分かンないっ!


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