俺様婚約者~お見合いからの始まり~
え…?

驚いて慌てて彼を見上げる。

悠斗はふわりと笑って手のひらで私の頬に触れてきた。

「今日…、百合子と一緒にいなかったのは…、百合子が隣にいると冷静な判断力が…鈍るから。

何もかも、どうでもよくなって、……君が欲しくなるから。



……全く…。
こんな事…、言わせんなよ。
…初めて言った。
女にこんな情けない事…」

そう言って悠斗は私の頬から手を離し戸惑う様に目を逸らした。

私はそんな悠斗をポカンと見つめていた。

…私…、私、悠斗に本当に愛されてるの?

…本当に、…いいの?


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