俺様婚約者~お見合いからの始まり~
「一体何にそんなにこだわってんの?

ほんと、素直じゃないよね。

俺を…好きになるのが…、……怖い…?」

「………!」

月明かりに照らされた、黒くて大きな彼の目が私を見詰めながらキラリと光る。

私の心の中の柔らかい部分を見透かす様な鋭い眼差しに、何かを奪われそうな不思議な感覚…。

「べっ…別に、そんな…」

慌てて視線を彼から逸らした。

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