ある日突然...




11時半、昼食会に向かう。

会場に入り、お目当ての人を探す。20人ほどの昼食会なのですぐに目に止まり、そばに行くと、相手も気づいて、

「永森会長!いつも孫が世話になってすまんのう!」

「いやいや、ほとんど会社に居らんから世話もなにもあったもんじゃないが、それより小関さん、絢乃さんとうちの黎を引き合わせる話なんじゃが、突然で悪いが今日の夕方というわけにはいかんかの?」

「どうしたんです!急に・・・」

「黎のやつが好きな人ができたから婚約を破棄したいと・・・」

「えっ!?」

「ただ、お相手は偶然にも絢乃さんらしいんですが・・・」

「なるほど。二人とも婚約者が誰か知らないわけだ。それはいい。絢乃に聞いてみないとダメですが。」

「こちらも、3時に黎の話を聞くことになっているので・・・ただ黎は連れて行きます。」

「それでは、もしダメだった場合は連絡させていただきます。4時までに連絡がなければ計画続行ということでよろしいですかな?」

「そうですな!それでいきましょう。」

お互い笑顔でうなずき、そのまま席に座り昼食会が始まった。






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