勘違いしないでよっ


なんというか、
自分で言うのも恥ずかしいけど

父は愛に溢れてる。

あたしの自慢のお父さんだ。



クラスで、
「うちの親父ちょーうざい!」
って言ってる友達が多いけど
あたしはそんな事
思った事が無いくらいだ。

そのくらい
あたしはお父さんが大好き。


「うん、疲れちゃって…ごめんね」

父はにっこりと笑った。


「お腹空いてるでしょ?
それだけで足りるかな?」

テーブルの上にあるご飯を
温めながら父は言った。

「うん、大丈夫だよ」

あたしも答える。



一方、
こんなにも素晴らしい父と
結婚した母は、
もうこの家には居ない。



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