勘違いしないでよっ
すっごく痛かった。
酷いなー…
「ったく、お前
身体動かしてねーだろ。
受験勉強も結構だが、
せっかく身体作ってきたのに
もったいねーぞ。」
コーチは力を緩めて
あたしの背中を押した。
「1週間さぼっただけで
取り戻すのに
どんなに時間がかかると思ってんだ」
専門家らしい言葉。
「そーゆーことも言えるんですね」
いつも弄られてるお返しに
皮肉を込めて言った。
「馬鹿にしてんのか?おいっ」
その言葉と同時に
押す力を増したコーチの手は
あたしの身体を容易に
折り曲げた。
「痛い痛い痛い!!あー!!!」
さっきまでの痛みよりも
もっと強い。
あたしが叫んでも
コーチは辞めてくれなかった。
「ごめんなさいごめんなさい!!
痛いからー!!!」
さらにあたしは叫ぶ。