REAL HOPE Ⅳ
だから出るしかない。
この病室から……今さっきまで唯一繋がっていられたこの白い部屋から。
私は一歩を踏み出した。下唇を噛みしめながら…ハルマが選んでくれた服を着て、駐車場で待っていてくれてるであろうツカサの所に。
「おせーよ」ツカサは病院の駐車場の端ですでにバイクにまたがっていて、その懐かしい…と言っても対して懐かしくないけど
とにかくツカサのバイク姿になんだか涙が出そうになった。