REAL HOPE Ⅳ
「ごめんごめん」
約一週間病院に引きこもってたからか、その寒い空気に肌がピリピリとする
私は胸いっぱいに空気を吸い込むと、久々にメットの感覚を思い出しながらツカサのバイクにそっと飛び乗った。
「ジュン行くぞ」
「うん」
お腹の傷のせいで、私があんまりしがみつけないと事を気が付いてか、いつものツカサ独特な荒々しい運転じゃなく
優しい運転。優しすぎて優しすぎて…
「遅すぎない!?」
ついそう突っ込んじゃうぐらいのノロノロ運転