裏切り~信~
海「海は、可哀想だよって言ったんだけどね」

涼「あぁ、そ」


出来るだけ、そっけなく良い放した。

海「で、今ね彩と菊にここへ来るように言ったんだ」

涼「は?」

ホントにこいつはバカだろ。


なぜいちいち?

チョビチョビしやがって…


海「話さなくて良いの?」

涼「話す…って 何を?」


本音… かどうかは分からないけど、

知っちゃったのに

今さら何を話すと言うのだ?


僕たちは友達、仲良くランランルーでもスンのか?w

(ランランルーは仲良し同士でするのが流行りだった)


彩「あ、涼っ!」

菊「どうしたの、海…と涼?」

彩「涼 なんで泣いてんの!?」

涼「泣いてねぇよ」


泣いてない…

つもりだった。


実際、涙は流れてたけど←

彩「だって泣いて…」

俺は彩の言葉を遮るようにしていった。


「誰のせいだと思ってんだよ!!」

僕の言葉が遠くへ遠くへこだまする。


2人はポカーンとしている。

悪口言った事、記憶に残ってないのか…


それとも、ただぱっと思い浮かばなかっただけなのか…。

どちらでも良い。


悪口を言われていたことには変わりないのだから…
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