裏切り~信~

不良行為?

次の日の放課後…


僕は職員室に呼び出された。

先生「昨日、市川さんから聞きました。

   市川さんに暴力を振るったそうですね」

涼「は?」


  ぼ う りょ く ?

涼「確かに胸倉はつかみましたね」

先生「そう言う事は不良行為って言って

   悪い事なんだよ?」

涼「は?」


だから、教師なんて嫌いなんだ。

理由も聞かないで、何が“不良行為”だ!!


涼「ジャ… 人の心を踏みにじって…

  辛い思いさせて… 精神的に追い込むのは良いのかよ!」



普段おとなしい僕が、大声を出して怒るのが珍しかったのか

その場にいたみんながビックリしていた。


僕は、職員室から飛び出した。

外で待っていたのは海だった。


海「涼… ドンマイ」

涼「ねぇ… 菊ドコ?」

海「もう帰ったと思うよ…」

涼「わかった。」


俺は菊の家に向かって走った。

荷物も持たないで、上履きのまま…。


菊の家に着いた時、

僕は汗が酷かった。


急に走ったせいか、それとも夏の暑さのせいか…。


冷静沈着の俺が汗だくだからか…

それとも、ヤベっという感情からか…か。

そんなのわからないけど

菊はこれほどにないほどびっくりしていた。
< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop