続 3人は学校の人気者
「す、鈴宮くん!あの、私たちも数学分からないところがあって…。良かったら教えてくれないかな?」
上から女の子たちの声が聞こえ私は顔を上げた。
そっか…。
この子たち瑠衣くんのこと好きなんだ…。
そう思うと少しだけもやっとした気持ちになった。
「悪いけど、鳴海に教えるので精一杯だから無理」
聞こえた声は瑠衣くんのもので、私は瑠衣くんを見た。
そのときの瑠衣くんの表情はなぜかすごく優しい笑顔だった。